ニキビには、思春期に多くできるものや、大人になってから繰り返し現れるもの、体調の変化によって肌荒れを引き起こすものなど様々な種類に分かれています。できてしまったニキビには、その症状や原因に応じて適切な化粧品やお薬を塗布することがもっとも早い改善策ではありますが、発生させる前に予防させることが可能です。
予防法としては大きく3つあり、まずはバランスのとれた食生活です。次に質の良い睡眠があげられますが、現代人は忙しい毎日を送る中、これらを両立できないという方も多いかもしれません。
そんな時にぜひ、取り入れて頂きたいのがスキンケアによる予防なのです。
スキンケアというと、男性にはなじみのないフレーズかもしれませんが、男性にも女性にも皮脂のバランスを整えるということは大切なことだと言えます。
思春期からずっと悩んでいるという方、大事な時にだけポツンとできてしまうという方、どのような方にもアプローチできる方法をご紹介します。

なぜニキビはできてしまうのでしょうか?

自分の肌を知る前述のとおり、ニキビには様々な種類があり、その原因も様々です。
たとえば、思春期にできてしまうものですと、皮脂の分泌が多すぎるということが考えられますね。思春期ですと、高価な化粧品を使うことはあまりできませんので、女性ですらしっかりしたスキンケアをしている方が少ないこともあります。男性ですと、より無頓着な方も多いのではないでしょうか。
そうすると、全く整備のされていないお肌状態に対して皮脂だけが過剰分泌されてしまいますので、結果的にニキビが多発してしまいます。
さらに学生時代にありがちなのは、部活動のあとに汗をそのままにしていたりすると雑菌が繁殖してしまい、肌荒れを引き起こす原因ともなります。
では次に大人になってからできるニキビについてです。大人になってからに多いのは、ホルモンバランスの崩れや、内臓の機能低下、皮脂の少なすぎ等が考えられます。
ホルモンバランスというと、体のリズムのある女性には多くある症状ですね。
また内臓機能の低下では、お酒を飲み過ぎてしまったり、ストレスで胃が病んでしまったりすると、すぐにお肌に結果としてニキビができてしまいます。
ニキビの場所によって、どこが不調であるかがわかってしまうほど、お肌と内臓は密接につながりを持っているのです。
もちろん、睡眠不足もその原因のひとつとなります。
さらに、皮脂の分泌が少なすぎることです。こちらは思春期のものと真逆ですが、実は皮脂が少なすぎるとお肌は勘違いをして、「潤わさなければ!」と思ってしまうのです。
すると乾燥したお肌のために皮脂を分泌させますので、結果的に過剰分泌となってしまう…といった状態ですね。
自分は乾燥肌だと思っているのになぜかできてしまうという方は、このパターンかもしれません。
最後に、思春期にも大人にも共通しているのは雑菌と摩擦です。髪の毛につけたワックス等が、お肌に触れていたり、お肌を手でこすったりすることは厳禁なのです。

できてしまったニキビにアプローチしましょう

自信をゲットできてしまったのなら、治すしかありません。
アクネケア用の化粧品や、皮膚科で処方されるお薬を使えば万能ですが、さらに症状を改善したり効果を発揮させるためには、自分自身でできることをすると治りを早くさせることは可能なのです。
簡単に言えば、前述の「原因」に対して、真逆の事をすればいいだけです。
具体的にどうすればいいのでしょうか。
思春期にできてしまうニキビにお悩みの方は、皮脂の過剰分泌が原因であることが多いため、やはりスキンケアが大切だと言えるでしょう。
「さっぱりタイプ」や「アクネケア用」の化粧品は、ドラッグストアでも安価に手に入るので、1本持っておくと心強いかもしれませんね。
お風呂上がりにパシャッとお肌に浴びせるだけで、確実に症状は改善していくはずです。
ピンポイントでクリーム等を塗布するならば、この化粧品のあとが良いでしょう。
それから、髪の毛につけたワックスや、洗髪時のシャンプーやコンディショナーはしっかりと洗い流してください。生え際に洗い残りがあると、そこから雑菌が繁殖してしまう恐れがありますので注意が必要です。
また、汗はしっかり洗い流すようにしてくださいね。
大人になってもできてしまうニキビにお悩みの方は、まずは生活に気を付けてみてください。
お肌にはターンオーバーといって、皮膚が生まれ変わる時間が存在します。一般的には、22時から深夜2時と言われていますので、その時間に就寝していることがもっともベストなのですが、そうもいかないのが現実ですよね。
でしたら、せめて睡眠時間を多めに取ったり、寝具を見直して質の良い睡眠を求めてみてください。
食事については、野菜もしっかり食べ、脂質のバランスを考えるだけで変わってきますよ。
そして、お肌の乾燥対策をしっかりしましょう。こちらは化粧水の他に、油分である「乳液」が必須となります。
乾燥している方は、水分が逃げやすくなっているので、油分である乳液でフタをします。

できる前にニキビを防ぎましょう

美肌を目指す前述でも「化粧水」「乳液」の使い方について触れましたが、予防にも、スキンケアは重要なポイントです。やり方を間違えると肌荒れを起こしたり、悪化してしまう可能性もあるので注意が必要です。
スキンケアの根本として重要なのは「洗顔」です。面倒だからと泡を立てずに、ゴシゴシこすって洗ってはいないでしょうか。お肌に摩擦は大敵です。
泡立てる時のコツは、空気を入れるようにモコモコにすることです。そして手のひらに乗せたまま逆さにした時に、落下せず手に吸着しているようであれば合格です。
その泡を、手とお肌のクッションとして極力手が触れないくらい軽く洗うのがとっても効果的なのです。
洗顔の次は化粧水です。最近では男性用や、アクネケア用もたくさん販売されているので、自分に合った商品を探してみると良いでしょう。つけるときにはもちろん手で優しく、こすったり叩いたりしてはいけません。ぎゅーっと染み込ませるようにハンドプレスしながらなじませて下さい。この時、手の温度があたたかいほうがよりなじみがよくなりますよ。
乾燥肌の方はこのあとにしっかり乳液でフタをしてください。水分を閉じ込めてあげることでより効果的ですよ。

身近なところから見直すことが大切です

ニキビの原因が様々であるように、それにアプローチする方法も様々です。
今まで原因とは思っていなかった思わぬところに原因があるということは大いにあり得ることなので、ぜひ生活を見直してみましょう。自分ではいいと思っていたスキンケア方法が実は良くなかった、なんて真逆のことがあったらもったいないですよね。
スキンケアは特に、使う化粧水や乳液、クリームに改善しない原因があるというよりは、使い方を誤っているという可能性の方が多いのです。使い方を間違えてしまうと、せっかくの効果を台無しにしてしまいますので、注意したいところですね。
洗い方、塗り方、食事や睡眠を少し気を付けるだけでニキビができにくくなるお肌になれたら、時間もコストも無駄にならずに済みますよ。ぜひ、実践してみる価値はあると思います。
最後におまけをご紹介しますね。
ピンポイントで塗布するタイプのクリームやジェルは、多めに塗った後にばんそうこうを貼って寝ると、翌朝小さくなっているということもありますよ。
これは、ニキビのもととなるアクネ菌に対して長時間殺菌効果を出すために効果的な方法ですので、どうしても今すぐ消したいときに試してみてください。